
2021.10.06
コラム
腸活コラム・常在菌を腸内に戻すと最強腸内フローラになる
常在菌を腸内に戻す意味
人の体は、1枚の皮膚でつながっています。体の外、中、の区別はされていますが
実際、口を「入り口」として食道が始まり体の中に入っていき
肛門が「出口」としてそこからまた皮膚がつながっています。
1枚の皮膚ともいえるし、内側を管や筒と表現すると粘膜と言う境目で区切って存在しているともいえます。
外側の皮膚、内側の粘膜・臓器
皮膚は常に常在菌で覆われていて(膣フローラ・口腔フローラ・肌フローラ・腸内フローラなど)
これらが目に見えない形で私たち人間の体を守ってくれています。
一枚ものの皮膚。外と中。外には常在菌がいっぱいあってバリアを張ってくれているのに、
体の中になるとどうでしょう。守ってくれている常在菌が、本来いてもらいたい場所にいない。
腸内フローラは多様性・多種多様であることが、宿主である私たちにたくさんの有益を与えてくれます。
皆さんの腸内フローラは、多様性に富んでいますか?
コロナ禍の腸活問題
では、どうすることが腸内フローラの多様性を保つことになるのでしょう。
実は多様性を保つ秘訣は、減らさないことに意識する方が重要になってきます。
コロナ禍において、常に求められるのが外出先での手指のアルコール消毒です。
このアルコール消毒、潔癖になりすぎることで本来あるべき常在菌が脆弱化するともいわれています。
体の外がつねに、菌体数減(殺菌・抗菌・除菌の弊害)だと常在菌が腸内に戻される数も減ると言えます。
さらに、菌が入り込まない製法で作られたお味噌・醤油・みりんやお酒を日常的に使っていると
腸内フローラに常在菌が戻される率はさらに下がります。ここで重要なのは、「戻すことを意識すること」。
意識して常在菌を腸内に戻すことをしておかないと、ほぼ戻らないと言えます。
戻らなければ、腸内フローラが良くなる力が発揮できません。
体を守る菌(常在菌や腸内フローラ)は雑多な方が良い理由
腸内フローラは多種多様・いろんな種類の菌がふんだんに敷き詰められている状態が最良です。
その構成は「あらゆる人の常在菌」である方が、腸内細菌叢の多様性という部分につながります。
核家族化・除菌抗菌生活の現代、どうやって多種多様な常在菌を腸内に届けることが出来るか・・・
知っているか知らないか、家族の健康が大きく変わってきます。
昔*は、大家族で生活していました。(*昔→江戸時代くらいをイメージしてください。)
では、出産場所はどこだったかご存知ですか?身分の差はありますが、馬小屋や納屋でした。
藁が敷き詰められていて、薄暗く、決して「綺麗」とは言えない場所で出産していたそうです。
でも、その「綺麗すぎない場所」で生まれ落ちた瞬間、赤ちゃんは菌を大量に皮膚に付け、呼吸で吸い込みます。
これが生まれた直後、免疫を持たない赤ちゃんを守るものとして活躍してくれます。
(呼吸を始めてすぐ、出来る腸内細菌叢は悪玉菌。ママの免疫からもらったもの+自分で初めて持つ免疫の武器は、悪玉菌である必要があるのです)
また、大家族に囲まれて幼少期を過ごすと、周りにいる人たちが持つ常在菌も体内に入れこむことになります。
それが多種多様な腸内フローラ(腸内細菌叢)を構築し、免疫を調整する力が高まります。
常在菌を戻すに何かを加えて、最強にするなら・・・?
そう聞かれたら必ず答えるのが
〇乳酸菌生産物質入り
〇短鎖脂肪酸が生み出される材料入り(プレバイオティクス・プロバイオティクス・バイオジェニックス)
〇経済的に継続して飲める価格帯かどうか
ワークショップやセミナーではこの3つをお伝えしています。
いくら健康のために・・・とその時だけ頑張っても継続しなければ意味がありません。
コツコツ続けていくこと、これが健康維持の秘訣です。
またあえて外から入れる乳酸菌サプリを選ぶポイントは、
生きているか否かではなくよりご自身の腸内細菌叢が喜ぶものを大量に入れる方にシフトチェンジした方が体の改善が早いです。
生きた菌(おそらく乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌に分類されるものだと思います)は「正しい製法」で作られたお味噌や、ぬか漬け、発酵エキスなどを活用されると良いと思います。生きたものを腸に運ぶのは、サプリじゃなく日常の食品が一番です。
菌が生きているかどうかにこだわると、経済的じゃなくなる・面倒が増えるなどがあると、長く継続することが難しくなります。
- 経済的であること
- 誰でも入手可能であること
- 面倒じゃないこと。この3つを意識して選ぶとよいでしょう。
ご自身でよくわからない・探す時間がないなどでしたら、ご相談ください。
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